娘と話す 非暴力ってなに? | 非暴力平和隊・日本(NPJ) 書籍紹介コーナー 

娘と話す 非暴力ってなに?

タイトル: 娘と話す 非暴力ってなに?

著者: ジャック セムラン, Jacques S´emelin, 山本 淑子




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昨年末購入し、一度ご紹介しましたが、再読し良い本だと思いました。
まだホームページの参考図書にも掲載されていないようですので

改めて紹介させていただきます。 


『はじめに』は 

 

  「パパ、非暴力ってへんな言葉だね。どういう意味なの?」

   二十年来、暴力と非暴力行動について研究している専門家として、

   十三歳と八歳の娘にわかりやすく説明するには、

   いったいどうしたらいいのだろうか。


という文章で始まります。


そして この本の最後に寄せられた高橋源一郎さんの文章は

 

   筆者は、絶対に『権力』や『暴力』に訴えない

   語り方をしなければならないのです。

   ・・・この本の中で筆者が実現した『語り方』の中にこそ、

   唯一、『暴力』をその基盤から打ち破る方法が

    隠されているのではないでしょうか。


と終わっています。


内容については お読み戴くしかない・・・
私には要約出来ないのですが、

95ページには 「国際平和部隊という団体が、

危険を覚悟で監視のためのつきそいをした」


98ページには 「コソボ・・・ルゴヴァを中心に
武器を持たずに勇気ある抵抗をはじめた」
というような文章もあります。


又 31ページには「合気道って知ってるだろう?

・・・非暴力的に戦えるスポーツなんだよ」
などという箇所もありました。


合掌