臆病者と呼ばれても 良心的兵役拒否者たちの戦い | 非暴力平和隊・日本(NPJ) 書籍紹介コーナー 

臆病者と呼ばれても 良心的兵役拒否者たちの戦い

鞍田です
図書館の 「こども」のコーナーで出会った 二冊目の本です。

「臆病者と呼ばれても 良心的兵役拒否者たちの戦い」

     マーカス・セジウイック 金原瑞人・天川佳代子訳    あかね書房
 第1次世界大戦時の英国の徴兵拒否者2名が主人公です。
 制度としての「徴兵」が始まり、これに抵抗した青年が、フランスの戦線に送り込ま
れ、命令不服従として、軍事裁判で監禁・拷問そして死刑判決。10年に減刑され、3
年後に解放されるまでです。
 主人公の腹を決めた姿勢に感動すると同時に、「徴兵制度開始」とともに 「徴兵反
対市民同盟」という市民団体が、【議論】だけではなく 「良心的兵役拒否を支援する【具
体的な活動】を始めていること、「死刑判決からの減刑」も この活動の影響もあるらしいということに 驚き
ました。

 私どもの これからの生き方として とても刺激されました。
 又、子ども向きの本として このようなものが出版されていることに感動しました。  合掌